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劇場版 少女歌劇レヴュースタァライト感想

劇場版 少女歌劇レヴュースタァライトを見ました。

いやもうかなり前に見てて、Twitterやふせったーでは呟いてたんですが、こっちにまとめてなかったので記録としてまとめます。

幸い、これ書いてる時点(2021/07/30)でもまだしばらく上映予定の映画館があるようなので、行きたいけど中々〜って人は是非観に行って欲しい。

 

以下、アニメおよび劇場版のネタバレをたぶんに含みます。

ふせったー、Twitterで呟いた内容を転記、一部追記・修正しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

1回目見に行った直後の感想

 

・重低音きいたレヴュー曲が多くて大変幸せな気持ちになった
・目が悪すぎて、最初の進路表の文字とか見えなくて悔しい
・アニメのオーディションはあくまでもオーディションであって、そこを経た全員はもう舞台の上
・アニメで憑き物落としされた結果みんな丸くなったけど、そこが顕著にでてしまったのがほしみじゅんなだったのかな
・キリン→観客、パトロン、舞台を求めるもの
・ばなな→舞台少女、舞台装置、舞台を演じるものと創るもの

ピングドラムを履修しているので手紙や何もかもが燃やされるところでフォォォォってなってしまう(そもそもテレビシリーズでも運命交換してるので呻く)
 


■最初の電車のシーン
・「拉致じゃん」
・「バイオハザード2かもしれん」
・皆殺しのレヴュー、曲がかっこよすぎてずっと聞いてたい
・殺陣もよくわからんレベルでかっこいい
・お届けされる刀
・結局見学できたのかめちゃくちゃ心配してしまった

 

■ふたかおのレヴュー
・まーたふたかお夫婦喧嘩してる
・始まりからカオスすぎて草生えまくってしまった
・最初にクロちゃん出てくるけどまったくレヴュー自体には絡まないの、結局香子は自分の感情もケリの付け方も全部理解していて、双葉と香子2人の間でケリつけなきゃいけない
・かつて自死すると騙して双葉を負かそうとした女の投身、騙した時とは全然ことの重さが違くていいな。間違いなく双葉が助ける事は分かった上での選択だと思うんだけど、そんな双葉はんでも進路の相談を一切香子にしなかったのそりゃちょっと怒っちゃうよな2人の仲だと。クロちゃんにも八つ当たりしちゃうな。
・「ずるい」よかった

 

まひるとひかりのレヴュー
・怖すぎて笑った
・映画自体、出だしのトマト破裂や血しぶき等々でホラーのにおいがするぜ!って思ってたけど、まひるちゃんでこんなずば抜けて怖がらせてくるとは思わんやん
・五輪の年+まひるちゃん+相手がひかり、この要素が揃わないとできないレヴュー
・舞台に上がらず、かれんかれんと言い続けるひかりを一度舞台から下ろして、再度メダルによって舞台に上げる、まひるちゃんじゃないとできなかった話
・ひかりが「怖かったよ」って言うところ笑っていいのかわからなかった
・ひかりが華恋から逃げたというの、アニメラストで塔から戻ってきてスタァライトを演じたあと、再度自主退学していて、それを逃げたと言ってるのかな

 

■じゅんなななのレヴュー
・まーたばなながクソデカ感情ぶつけてる
自死を明確に迫ってくるシーン
・じゅんなちゃんをまぶしかったと過去形で評し、助ける余地もなく、自死を迫り、挙句自分のじゅんなちゃんはちがうと叫ぶ、あまりにも何様なばななへとじゅんなちゃんのアンサーがどストレートでよかった
・アニメのあの諸々のやりとりを経てのこの感情、なかなかにばなな難しい
・砕かれた自分のきらめきをばななの刀にぶちこむのなに......あれなに......?武器交換だけでおたくはしぬのに

 

■まやくろのレヴュー
・誇りと驕りのアレンジが入ってて感極まった
・レヴュー服になってからの戦闘シーン、アニメのまやかれんのレヴューオマージュちょいちょい入ってそう
・悪魔クロちゃんかっこよすぎたな
・舌でべってするのよくないとおもいますしんでしまいます
・画面いっぱいでのろけるのやめていただけませんかしんでしまいます
・クロディーヌ嬢のレヴューが見られて幸せだし、天堂真矢とのレヴューで幸せ
・誓いのキスもとい誓いのレヴューであった、結婚した
・子ども将棋めちゃくちゃよわい首席大変よかったな。スタリラでもじゅんなちゃんと将棋の話する会話あるんだけど、どんな会話だか忘れてしまった...

 

■かれひかのレヴュー
・舞台少女華恋の火葬であり再生産だった
・列車が砂嵐を進んでいるところの曲重くて好き
・「マッドマックスだこれ」
・Tかわいい
・今思うと今度はひかりが主人公というか、憑き物落とし役だった(ひかりにも憑き物がいたけど)
・「見られてる?」「こんなに近かったっけ」みたいな会話のところ、画面が実際に近くて、2人もこちらを見ていて、メタ的にもとれる演出よかった
・華恋だけは「スタァライト終わったらどうすんだろう」感があったんだけど、きれいに燃え尽きて再生産していた

 

■パンフ 劇場版スタァライトのパンフで絵画や映画のモチーフたくさん入れたと書いてあって気になってるんだけど、
・T華恋の列車→マッドマックス
・野菜のキリン→だまし絵展のやつ
・冒頭の華恋が轢かれたようなシーン→ナウシカ終盤の王蟲に轢かれるシーン
かなと思っている、これしか思いつかん。ナウシカは合ってる自信が全くないけどナウシカ好きなので連想した。

 

 

2、3回目と特別映像1・2を見た後の感想

1回目の時に書き忘れてたこととか。特別映像、記憶力がないので1,2 の内容が逆転してるところがあったらすみません。

 

 

■全体
・舞台挨拶レポやパンフで監督が「デコトラがんばった」「デコトラの金字塔」とデコトラをすごく推すので、ついついデコトラをガン見してしまう
・デザインや電飾見れば見るほど細かい
・電飾とかライトアップの演出に関しては、デコトラもすごいけど、再生産やスタァライトの看板、名乗りの時のライトアップもフゥ〜〜ってなるのでさすが
・バナナが死体の自分を前に「自分の役割に戻らなくちゃ」と言うところあるけど、あの後にやったことってじゅんなちゃんとのレヴューくらいだよね...?舞台人でなければ介錯をという役割


■舞台創造科
・雨宮さんの負荷高すぎ問題
・実際のところ、舞台の脚本は1人の場合が大半という認識で合ってるのかな..?舞台創造科の中でも役割は分かれてると思うんだけど、まさあめコンビの役割の人ってほかにいないんだろうか
・雨宮さんの状態、限界極道入稿感すごい


■特別映像1
・電車の中のシーンで、天堂真矢のポーズと背景の広告のポーズが同じという事に対してあいあいさんが「匂わせかと思って!」と言ったことに対して「誰も得しない」って言われてるの笑った
・生田さんだけ試写会がほかの九九組メンバーと日程違ったらしく、見た直後にみんなと語り合いたかったと言っていたので、今回の特別映像収録後とかに語り合っててほしい......
・双葉の名乗りの時の腕上げてる謎ポーズに触れてて、やっぱあれ演者さんから見ても不思議だったんだと思ってしまったwどういう感情で演技したらいいかわからなかったって言ってるの面白すぎた


■特別映像2
・小山さんと三森さんの間で生まれた「実は華恋はいないのでは」という都市伝説が色々衝撃的だった。12話演じた後に実際の演者さんがその説を提唱するレベルのあいじょうかれん人間味がない問題。本が一冊作れるだろこの都市伝説。
・生田さんの「日常シーンが好き、電車の中でもかっこいいとか感想言い合ってていい......それなのにお前ー!!(バナナに向かって)」の流れで笑ってしまったし深く頷く(言葉はニュアンスで、実際は違います)
・「あいあいさんのパンツ畳んだ」という衝撃発言
・みんな情緒がしっちゃかめっちゃかだけど、4、5年の付き合いなのかと思うと色々な想いがあるんだろうなあとしみじみしてしまった

 

 

舞台挨拶を見た後の感想

舞台挨拶に触れてるところがありますが、改めて見返したら大半が本編の感想でした。

舞台挨拶はすでに他の方が詳しいレポ書いていたりしたので、がっつり呟かなかったのかも。

監督率いるスタァライト製作に携わった人たちはやっぱすげーやってなった。

 

 

・皆殺しポイントを数えてしまう


・じゅんなちゃんは、皆殺しのレヴューでマジレスしてしまうところが印象強すぎて最初気づかなかったんだけど、序盤のかれんとの稽古的なやつで、かれんの「どうして...」のところにはっとなって動揺してる様子が見て取れるのも、他人の演技に呑まれているわけで皆殺しポイントだった。ばなながこのシーンを見ていてすごくこわい。
・一人だけなんでレヴューするのか、執着が何かをわかっていなかったのもたぶん皆殺しポイント
・他のみんなも皆殺しポイントは作中で語られてる通りなんだけど、じゅんなちゃんに関しては役満感がすごい

・ばななはじゅんなちゃんが眩しかったのに、アニメの最終回以降、徐々に幻滅していったのかな...と想像すると二人の心情どちらもつらい

・皆殺しのレヴューのときとかに出てきた、ポジションゼロを囲む形、ずっと棺桶かと思ってたけどよく考えたら塔だった
・各レヴューで、みんなが降りるべき塔モチーフが出てるのかな?ふたかお→五重塔みたいなやつ、まやくろ→十字架、というのはなんかわかったけど、ほかはわからんかった

・わたしはいつもかわいいと叫ぶときの天堂真矢がちょっと笑顔なのいいよね
・悪魔クロちゃん何度見てもかっこいい

→絵的には美形、全体的に通常よりもシュッとしたスタイルになっているとのこと。あとあいあいさん曰く、男装ではあるけど曲の収録時は以外と男性的ではなくファルセットで歌って欲しいなどの指示があった様子。

・舞台挨拶で監督と副監督が
「鳥の首を切ったら中から真の天堂真矢が出てくる案があった」
「(監督は首を切るとは思ってなくて)気づいたら小出さんが切ってた」
(クロディーヌが首を切るところで) 天堂真矢「やめろぉぉ!!!」監督「なんでぇぇ??!!」
などと会話をしており、該当シーン笑わざるを得なかった。

・最初見た時は、皆殺しのレヴュー終わった後の寮内雰囲気激悪になってそうって思ったんだけど、エルドラド観劇〜みんなのレヴューが終わるまでが1日で終わってる可能性がある

・劇場版スタァライト、恨みのレヴューと狩りのレヴューがなんか似てると思ったら、どっちも御託(言い訳)を並べる相手を本音晒せやと殴る内容なんだな。なんなら皆殺しとかれひかのやつ以外のレヴューもそんな感じ